
令和7年4月12日、南魚沼市六日町に誕生した「Switch House(スイッチハウス)」は、カフェ・洋食・雑貨が融合した新感覚の癒し空間。
女性がゆったり過ごせる“ご褒美時間”と、訪れる人の心にそっとスイッチを入れてくれるような、やさしいつながりが生まれる場所として注目されています。
40代でスタート。マルヤマさんの挑戦とDIYの店づくり



静岡県出身、オーナーのマルヤマトシキさんは、40歳を過ぎて「本当にやりたいこと」を自らに求めて一念発起。
実兄も飲食店を営んでおり、背中を押されたかたちでSwitch HouseをOPENしました。
キッチンを担当するのは津南町出身のミワカオリさん。
10年以上、とある企業の従業員食堂に従事してきたなかで「自分にしかつくれないもの」をつくりたいという想いが募っていたところ、マルヤマさんと出会い、タッグを組むことに。
壁や扉のペイントから、廃材を使った家具の再生まで、内装の多くはDIY。
ソファやテーブルも閉店した写真館から譲り受けたものを活用し、“バラバラなのにまとまっている”独特の温もりある空間をつくりあげました。
「こだわりがないのがこだわり」座る席で変わる気分


店内に並ぶテーブルやソファ、食器はすべて異なるもの。
だからこそ「今日はここ」「次はあの席」と毎回違う楽しみ方ができます。
「こだわりがないのがこだわり」とマルヤマオーナー。
長時間ゆっくり過ごせるよう綿密に設計されており、忙しい日々から少し離れ“非日常”を味わいたい方にぴったり。
おしゃべりやコーヒーを楽しみながら、自分へのご褒美時間をゆったり過ごせます。
味噌×スパイス。こだわりのカレーがあるダイニング



いちおしメニューは「チキンカレー&キーマカレーの合盛り」。
キーマカレーは“豚汁”から着想を得た味噌ベースで、ご飯が進む深いコクが魅力。
チキンカレーは水を使わず玉ねぎの水分と生姜、スパイスで仕上げたスパイシーな一皿。
プレオープン時から大好評で、キッチンのミワさんも「カレーには自信あり」と胸を張ります。
今後は十日町産のアスパラや南魚沼産のきのこを使った季節限定メニューも登場予定。
“懐かしいけど新しい”雑貨の宝箱



店内奥には、1980年生まれのマルヤマさんが集めた雑貨がぎゅっと詰まったスペースが。
昭和レトロを感じさせる雑貨から、クラフト作家の一点ものが並び、まさに「おもちゃ箱をひっくり返したような」という形容がぴったり!
今後は地元作家とのつながりも広げ、委託販売にも積極的に対応し、人と人をつなぐ“出会いのスイッチ”としての役割も担っていきたいとのこと。
南魚沼で女子会やひとり時間を楽しむなら「どこがいいのかしら……」という問いに、switch.houseという新しい選択肢が追加されました。
空間・料理・雑貨が調和するこの場所で、あなただけの“ご褒美時間”を見つけてみませんか?
switch.house店舗情報
<所在地>
〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町2168-1
<営業時間>
ランチ 11:00〜14:30
ディナー 17:30〜21:00
<定休日>
火曜日(祝日の場合は営業)
<電話>
0257-788-0061
<SNS>
https://www.instagram.com/switch.house/?hl=ja
※本記事は取材時点の情報をもとに作成しています。最新の営業状況やサービス内容については、施設まで直接ご確認ください