ミントグリーンの可愛らしい外観が目を引く「ニカクレープ」は、2024年12月に六日町駅前商店街に誕生したクレープ専門店です。

ふたつの「花」が重なる場所──はなつた×ニカクレープ

「ニカクレープ」という名前には、オーナー・関菜南華（せき ななは）さんのふたつの想いが込められています。ひとつは、祖母が長年営んできた花屋「花つた」。そしてもうひとつは、自身のクレープが“花束のように人を笑顔にする存在”でありたいという願い。そのふたつの「花」から「ニカクレープ」という名前をつけました。

関さんはこれまで、スキー場やキッチンカーなどでクレープ作りに携わってきましたが「自分の理想のクレープを作りたい」という想いが芽生え、生まれ育った花つたの一角を活用してのオープンを決意しました。

自慢の純生クリームと自家製生チョコ

「ニカクレープ」では、素材へのこだわりがひと味違います。特に自家製の純生クリームは、甘さ控えめでふんわり軽く、まるでケーキ屋さんの生クリームのよう。国産の生乳をふんだんに使い、毎朝店内で仕込まれるクリームは、何度食べても飽きのこない上品な味わいです。

また自家製の生チョコも、滑らかで口どけがよく、チョコの風味を存分に楽しめるのが特徴。

ほんのりバターが香るクレープ生地は具材によって「もちもち」「パリパリ」と食感を調整して焼き上げられるのも、おいしさの秘密。中に入るアイスやフルーツ、ソースとの相性も計算されつくされていて、ここでしか味わえないクレープ体験があります。

看板メニューの「バナナ生チョコ純生クリーム」はもちろん、甘くないお惣菜系クレープも人気。中でも「タコスウインナー」は、スパイシーなタコミートとソーセージ、シャキッとしたレタスのバランスが絶妙な一品。

ランチとして買い求める男性客も少なくないそう。お惣菜系をランチで、甘い系をデザートでいただくのもアリかも！？

「すぐ貯まる！」ポイントカードも魅力のひとつ

ポイントカードも大好評で、100円ごとにスタンプを1個。10個貯めるとトッピング1品が無料になり、最終的には好きなクレープが1個無料になるという嬉しいサービスも。通えば通うほど楽しみが増える工夫もリピーターの心をつかんでいる理由です。

ニカクレープの奥で花つたも元気に営業中！！

仕事をする祖母の背中を見て育ったオーナーが、同じ場所で仕事を始めることになるとは……。誰よりも喜んでいるのはおばあちゃんかもしれませんね。脈々と受け継がれる商店街ならではの熱い商人魂を感じました。

花つたさんも営業していますので、クレープと一緒に季節の花をオーダーしてみてはいかがでしょうか？

ニカクレープ 店舗情報

＜所在地＞
〒9496680 新潟県南魚沼市六日町115-1
花つた 店頭スペース

＜営業時間＞
11：00〜17：30

＜定休日＞
月・火曜

＜Instagram＞
https://www.instagram.com/nikacrepe/

※この記事は訪問時点の情報をもとに構成しています。最新の営業情報やメニュー内容は、公式Instagramなどでご確認ください。