2025年3月27日、南魚沼市塩沢のつむぎ通りにオープンした「ごはんとコーヒー 紬(つむぎ)」は、惜しまれながら閉店した「大正や」の跡地にできた一軒家カフェ。
オーナーで調理担当の山田さんと、ドリンク担当の熊木さん、それぞれの得意分野を活かしながら、地域のひとたちがほっと息をつけるような、あたたかな場所をつくりあげています。
木の温もりに包まれた店内では、手間ひまかけて作られた家庭料理と、東京まで出向いて仕入れたこだわりのコーヒーがいただけます。
JR塩沢駅から徒歩3分という立地の良さもあり、オープン以来、多くの人が足を運ぶ人気のスポットとなっています。
「ごちそうにならない家庭料理をごちそうに」毎日食べたくなるランチセット


看板メニューは希少な県産鶏をつかった「つくねバーグ定食」。
まず目に飛び込んでくる、赤と黄と緑のカラフルな色合いに、脳と胃袋が刺激されます!
新潟県産の親鶏と若鶏を絶妙に配合したつくねは、噛むほどに旨みが広がり、自家製タルタルソースと相性抜群。外は香ばしく、中はふんわりジューシーに仕上げられた逸品です。


その日その時の旬に合わせた副菜が盛られた小鉢が5つ。
南蛮漬け、ふきのきんぴら、だし巻き卵、辛子なますなど、すべて店内で丁寧に手づくりされています。素材の彩りを活かした盛りつけも美しく、目にも舌にも嬉しい構成。
お米は地元・栃窪産のコシヒカリ。
一粒一粒がつややかに立ち上がる炊きあがりで、どのおかずとも抜群の相性を誇ります。
そのほか、「豚ロースの塩こうじ焼き定食」や「おまかせメイン定食」も用意されており、どれもリピーター続出の人気メニュー。選ぶ楽しみも、このお店の魅力のひとつです。
心ほどけるスイーツとコーヒーで、食後のしあわせ時間を


「紬」ではスイーツメニューもすべて手作り。
ふわふわのシフォンケーキや、しっとりと焼き上げたかぼちゃプリンなど、食後のひとときを彩る優しい甘さがそろいます。
なかでも注目は「鶴齢大吟醸の酒粕チーズケーキ」。
お店の目の前にある青木酒造さんの酒粕をふんだんに使った贅沢な一皿で、さっぱりとした口当たりと濃厚な香りが絶妙なバランス。
ここでしか味わえない一品とともに、熊木さんが丁寧に淹れるハンドドリップコーヒーとのマリアージュをお愉しみください。
木のぬくもりに包まれて。ランチも喫茶も、雑貨も楽しめる空間

「ごはんとコーヒー 紬」は、木材をふんだんに使用したナチュラルな空間が特徴。
吹き抜けの天井とあたたかな照明、自然素材のテーブルと椅子が、訪れた人をそっと包み込みます。

テーブル席やカウンター席、窓際のベンチ席など、さまざまな席が用意されているため、おひとりさまからグループまで、シーンに応じて利用可能。
ママ友とのランチや、大切な人とじっくりとランチを味わいたいときにおすすめ。

さらに、店内一角では手づくり雑貨の販売も。バッグや布小物など、どれも一点もののぬくもりを感じる品々です。
お茶を楽しみながら、雑貨を手に取って眺める——そんな贅沢な時間を過ごせるのも「紬」ならでは。
あなたの“お気に入り”になるかもしれない、新しい南魚沼ランチの定番

「ごはんとコーヒー 紬」は、ランチとカフェ、そして地元愛が詰まった新しい居場所。
南魚沼の旬を感じられる丁寧なランチと、木の香りただよう癒しの空間は、まさに“日常に寄り添うごちそう”を体現しています。
地域の魅力を伝えながら、訪れた人の心をほぐすこの場所が、これからも南魚沼の人々にとって欠かせない存在となっていくはずです。

ふと時間が空いたとき、だれかと会いたくなったとき……
熊木さんが丁寧に淹れるコーヒーと、山田さんのつくってくれるおかずの数々が、その隙間をやさしく埋めてくれるはず。
ごはんとコーヒー紬 店舗情報
<所在地>
〒949-6408 新潟県南魚沼市塩沢1436-3
<営業時間>
11:30〜17:00
<定休日>
火曜日
<電話>
025-782-0706
<SNS>
https://www.instagram.com/gohan_coffee_tsumugi/?hl=ja
※この記事は訪問時点の情報をもとに構成しています。最新の営業情報やメニュー内容は、公式Instagramなどでご確認ください。