南魚沼市六日町に令和6年8月に新しくオープンした『愛情食堂mamma』は、まるで実家でくつろぎながら、母親の手料理を味わうような温かい雰囲気が漂う食堂です。
旬の野菜を使ったおつまみや、ママの愛情が詰まったメニューは、男性・女性問わず、ひとり呑みにも最適。
気軽にカウンター席で一人の時間を楽しむもよし、テーブル席で仲間と語り合うのもよし、座敷でくつろぎながらじっくりお酒を嗜んでもOK!
ということで、ひとりでこのお店を切り盛りするママに、開業の理由やおすすめのメニューについて伺いました。
開業のきっかけは男子高校生
むかしから飲食店をやってみたいと思っていたママ。
お子さんが高校生のころに自宅に遊びに来ていた友人たちに手料理を振る舞うことがあり、その時にとても喜んでもらえたのもひとつのきっかけ、と教えてくれました。
「おいしい、おいしい、って言いながら本当に美味しそうに食べてくれたんですよね。男子高校生はいつもお腹減っている、というのもあるとは思うのですが笑。あの時の充足感が忘れられなくて、ずっと自分でお店をやりたいと思っていました」
現在の店舗の大家さんのご厚意もあり、念願叶ってお店を持つことができました。
自家製の高原野菜
ママは3年前から十日町の当間高原で野菜の栽培を始め、いまではかぼちゃ、枝豆、里芋、じゃがいも、なすなど、10種類以上の野菜をつくれるようになりました。
mammaではその採れたての旬の野菜をふんだんに使った料理が楽しめるのも特徴。
おすすめは自家製野菜の素揚げやかぼちゃの煮物で、素朴な野菜の味わいと、実家で食べるようなやさしい味付けにホッと癒されます。
豚軟骨煮や豚の味噌付け焼などの豚料理にも自信があります。
味噌付け焼きは、香ばしい味噌の香りが食欲をそそり、ご飯やお酒との相性も抜群。
特におすすめなのは、豚軟骨煮や豚の角煮といった煮込み料理。
軟骨煮は長時間じっくり煮込まれており、コラーゲンたっぷりでトロトロ&コリコリの食感が絶品!
角煮も隠れメニューとして人気があるそうです。
あの伝説の豚足が復活
そんななかでも目玉メニューとなるのが『焼肉みまつ風・豚足』。
あの惜しまれつつ閉店した伝説の名店『焼肉みまつ』のマスターから、ママがレシピを聞いて、直々につくりかたも教わりました。
豚足を6時間蒸して、秘伝のタレをつけながらじっくり焼き上げる……
聞いてるだけで幸せな気分になっちゃいますね。笑
「みまつのあの味をもう一度、味わいたい」
という方はぜひ。
ひとり呑みLOVE
こちらおつまみメニューですが、びっくりするくらい安価だと思いませんか?
ママに聞いてみると……
「私もよくひとりで呑みに行くのですが、ひとりだと一人前のおつまみだけでお腹が一杯になっちゃうんですよね。それがイヤでウチは一人前の量を少なくして、いろいろな種類のおつまみを食べてもらいたいと思い、こういう設定にいきつきました」
こういう痒いところに手が届くような気遣いに心が温まりますよね。
まさにママの「愛情」いっぱい。
おふくろがあなたの帰りを待っています
『愛情食堂mamma』のドアを開けると、そこにはママの温かい笑顔と、愛情たっぷりの手料理が待っています。
ぜひ、実家でくつろいでいるような気分を味わいに訪れてみてください。
ひとりや少人数はもちろんですが、10名程度の貸切営業も可能なので、家族や友人と集まれる場としてもおすすめ。
夜の定食も用意しているので、仕事帰りにご飯だけを食べに来るのも大歓迎とのこと。
お母さんの優しさと愛情が詰まった料理とおもてなしで、心から満たされるひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。
店舗情報
<所在地>
〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町443-24
<電話番号>
080-3706-2988
<営業時間>
18:00〜2:00 Lo 3:00 Close
<定休日>
日曜、月曜