「私自身、大の甘党でプリンとシュークリームが大好きなんです!」

そう教えてくれたのは『越後おこめぷりん』を製造販売する、ミライス代表の小野塚大悟さん。

普段はアウトドアメディアの編集者として活躍する小野塚さんは、仕事柄出張で全国を飛び回る機会がたくさんあるそうです。

そんなこともあってご当地を代表するお土産に触れる機会も多く、振り返ってみると南魚沼には誰からも愛されるキャッチーなお土産がないことに気づきました。

南魚沼のお土産といえば「米」と「酒」の二択。

米は重たいし、酒は贈る人をどうしても選んでしまいます。

この現状を打破したいという想いがすべてのはじまりでした。

おこめぷりんはトラクターで生まれた!?

越後おこめぷりん

2年ほど前に南魚沼市にUターンした小野塚さん。

実家で行っている米作りに携わるようになり、日本人の米離れやB級米の活用方法を考えるようになりました。

「おこめぷりんはトラクターで田おこししている時に閃いたんです。いま商品化されている3種類のフレーバーもそのとき考えたもので、大体10分くらいで思いつきました。トラクターに乗ってると不思議とアイディアが浮かんでくるんです」

思いついたら即実行! 

これが小野塚流。

すぐに試作を始めましたが、どこから手を出していいのやら……

大の甘党とはいえプリンづくりについてはまったくの素人。

さまざまなサイトやレシピ動画を見ながらの研究開発の日々が始まりました。

本来、牛乳と卵と砂糖しか使わないプリン。

そこに米粉を足せばいいんじゃない、と思いがちですが、そんなことはありませんでした。

イメージした理想の食感から逆算して、何度も何度も試行錯誤を繰り返す日々。

その努力が実り、フタを開けてみればたったの半年で完成というスピード感。

これぞ小野塚流。

プリンだけど「和」

南魚沼市 プリン
南魚沼 プリン

おこめぷりんは普通のプリンと違って、米粉ならではのもっちりとしながらとろけるような食感が特徴。

あとからやってくるお米の香りと風味が日本人の「和」の心を思い出させてくれます。

付属のカラメルソースのちょうどいい苦味が、繊細な味わいをさらに引き立ててくれます。

今回いただいた「プレーン」のほかにも「笹団子」フレーバーが発売中で、9月20日には「塩麹レモン」が新しくフレーバーとして仲間入りしました。

自分の人生を生きる

越後おこめぷりん

編集者に農家、プリン作りと三足のわらじで精力的に活動する小野塚さん。

「やりたいことが決まっているなら、すぐに始めた方がいいと思うんです。編集の仕事もやりがいがあるし、農家も面白い。プリンに関しては未知の挑戦ですが可能性はあると信じています。とにかく自分の人生を生きるために全部やりたいんです!」

構想から半年で商品を完成させ、一年余りで販売までもっていくパワーに驚かされっぱなしでした。

現在「越後おこめぷりん」は南魚沼の道の駅「雪あかり」で販売中。

また湯沢高原のお土産さんでも販売が始まったとの情報が入ってきましたので、ぜひ一度手にとってみてください。

越後おこめぷりんの商品情報

<Instagram>
https://www.instagram.com/echigo_okome_pudding/

                 

osotominamiuonuma

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